自衛隊を退職したのち転職ばかりを繰り返す心の仕組み
※自衛隊といえど、陸上自衛隊をベースにして考える
自衛隊を退職し、一般社会に飛び込もうともすぐに辞めてコロコロと仕事を変えていく人たち。
定年(55歳)で退官したのちに再就職先として選ぶ先は圧倒的にドライバー関連が多い。
自衛隊で大型免許の取得が可能だからである。
実際、私も陸上自衛隊を退職してバスドライバーになった。車両操縦をメインで行っていた部隊だったため、人並みの運転はできた。
しかし、志高く、新たな気持ちで臨んだバスドライバーの仕事も、だんだん疲れてきた。
人も良い、仕事内容も良い、しかし、自衛隊での仕事スタイルに慣れてしまった結果、「しんどい」「休憩がない」と思ってしまう。
自衛隊ってのは一般社会の人たちが思っているような世界ではない。
だらだらと過ごしていたあの頃に比べてバタバタと仕事をせざるを得なくなり、実の無い暮らしから実のある暮らしになってきて、本当はこれを臨んでいたはずなのにいざ現実社会へと繰り出すと、心がどこか疲れてしまう。
定年退職後になかなか転職できないのも、転職してもまた転職を繰り返す気持ちも、分かるような気がする。
世の中本当にいろんな人がいて、どこに行っても変な人はいるもんだし、面倒な人もいる。
それを改めて感じている生活。
でも、良い人もいるし、気の合う仲間もいる。
そういう人たちについて行って、考え方や技術などを頂きたいと思う。
さて、ナンバーワンドライバー本日もご安全に!