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公務員から旅人へ。便利グッズ。たまに備忘録。

【初級5回目】医療保険がほぼ不要な理由


今日は固定費を見直していくところで「保険の見直し」をやっていこうと思います。


なぜ保険からかっていうと、家とか車とか他にも大きな固定費がある中でなぜ保険からかっていうと、保険っていうのは取り急ぎ生活に支障がないんですよね、見直したり無くなったりしても。家とか車が無くなっちゃうと困る人って多いけど、保険が無くなっても取り急ぎ明日からの生活に支障は。ないんですよね。



だから優先的にやりたい。そこに加えて、すごく無駄が多いんですよね。


保険に入ってる人ってかなり無駄が多いので。あと、その割によく分からないまま入ってるっていう人も結構多いので、保険の知識とともにちょっと勉強していけたらなと思います。


保険の成り立ち(雑学)

諸説あるんですけど、保険がそもそもどうやって出来たかってところなんですけど、簡単に言えば船乗りたちのギャンブルなんですよね。ロイズ社っていう世界でも結構大きな保険会社が今もあるんですけど、ロイズ社はもともとコーヒーショップとして拡大していて、貿易の船が帰ってくるか帰ってこないかでギャンブルしてたのが始まりなんですよね。いろんな諸説があるんですけど、ギャンブルで始まったって言われてます。で、その色というか、生い立ちがギャンブルなんで、今も結構その色って残ってるところが多いんですよね。


保険の種類

ってたくさんあるイメージありますよね。実際ほんとにたくさん種類はあるんですけど、でも、すごくややこしく作られていて、色々あるんですけど、取り急ぎざっくりこれだけ覚えとけば十分だと思うんです。




「生命保険」それから「医療保険」あとは「損害保険」です。車とかの。



生命保険っていうのはざっくりいうと、死んだ時にもらえるっていう保険ですね。その中に学資保険とかも入っていて。

医療保険は、がん保険とか三大疾病なんとかとか。そういうの。

損害保険は、車とかに乗った時に対人とか。対物とか。事故した時にやってくれる保険ですね。



あとは他には火災保険とか地震保険とかがあるんですけど、↑ざっくりこれだけ、こんなんがあるんやなってだけ覚えてもらってたらOKだと思います。



他にも色々あるじゃないかって思うかもしれないですけど、とりあえずこれでいいです。





で、それから

保険の支払い方法


何種類かあって「掛け捨て」と「積立」っていう、何種類かっていうか大きく分けるとこの2種類しかないんですけど。

で、生命保険の中でも掛け捨てだとか積立だとか。医療保険の中でも掛け捨てだとか積立だとか。そういう風にあるんですけど、損害保険で積立ってのは私自身あんまり聞いたことがないんです。




この、保険の種類がある中で、まずこの中でも医療保険からいきたいんですよね。

医療保険なんですけど結論から先に言います。不要です。


ほぼ全ての人が、不要。もちろん人によっては違うんですけど、ほっとんど要らない。ほぼ全ての人がってつけてるのは私の想像だにしないケースがあるかもしれないですねってケースがあると思ったので。



って言ったらだいたい言われるのが決まってて「いやいやちょっと待って!いるでしょ!保険は!!」ってみんなの心の声が聞こえてくるんですよ。


「じゃぁガンになったらどうするの?」とかね。


「えっ!いざっていう時医療費足りんかったらどうすんの!」とか


「2人に1人がガンになる時代やー!」とか。


「保険がなかったら不安でしょ!」とかもう色々言われるのはわかるんですよ。わかるんですけど、

そう思ってる人は洗脳されてると思ってください。





世の中で、CMとかテレビとかに洗脳されてます。とは言え、色々と言われそうなので一緒に考えていきましょう。



なぜ必要かっていう話なんですけど、ちょっと考えて欲しいんですけど。
なんで医療保険って必要なんですかね?そもそも論で。






「いざっていう時に必要だ!」ってだいたいいうと思うんですけど、いざっていう時にいくら必要か考えて欲しいんですよ。


ここを保険が必要だ保険が必要だっていう人に限って、いざっていう時にいくらかかるかっていうのをほとんど知らないんですよね。


どうなった時にいくらかかりますか、じゃぁ実際ガンになった時にいくらかかりますか、ほとんど答えれない人の方が多いんですよ。


テレビのCMとかで何百万かかったとかそのイメージでしかイメージない人の方が多いんじゃないかなって思うんですよね。

いざっていう時っていうのはどんな時?いくら必要なんだ?っていうのを考えないと、どんだけ貯めても不安になっちゃうじゃないですか。


どのくらい必要なんだってことなんですよね。ずっと入院してたら、毎月数百万位はかかるんじゃないか!!ってね。言われるんですけど。


かかりません!結論から言うと。


毎月数百万もかかりません。って言うのは、

高額療養費制度

って言うのがあるんですよ。



これ結構、聞いたことあるよって人が多くて。全然知らないよって人もいるかもしれないんですけど。


日本人の97%が入ってる健康保険なんですけど、みんなどっちか入ってるはずなんですよね。国民健康保険か、社会保険かで。あの、保険証のやつです。
ほとんどの人が入ってると思うんですよ。この保険に入ってれば、月額の医療費の最大値が決まってるんですよね。



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なんかちょっと難しい式が書いてるんですけど、簡単に言うと、ざっくり毎月10万円見ておけば大丈夫だよ、と。



で、仮に6ヶ月入院したとして治療費の全額が1,000万だったとしても、月にMAXだいたい10万円なので、60万円しかかからないよ、と。そうなんですよ、月々10万円前後しかからないんですよ。

所得が低い人っていうのはもっと安いし、

逆に、極端に年収が1,000万以上とかの人やったらもうちょっと月々かかるんですけど。まぁでも、そのくらい稼いでる人たちには負担じゃないと思うので、そんなに(笑)



なので、だいたいの人がざっくり月額10万円見ておいたら大丈夫。


なんかこう、「えっ?」ってなりますよね。そんなもんでいいの?みたいな。



で、まぁ、「それは分かったけど、医療保険入ってた方が安心やん!」って声もあるんですけど、


その安心って・・・一体何が安心なん?みたいな。


がん保険とかね、特に。


「入っててよかった!がん保険!」ってCMでやったりしてますけど、がん保険に入ってたらガンが治るって思ってしまってるんですよね、知らないうちに。


イメージのすり替えがあったりしませんか?みたいな。がん保険に入っててガンになったら、ガンの治療費が出るんですよね。ガンが治るんじゃないですよね。



って当たり前のことなんですけど。ガンの治療費がでるんですよね。ガンの治療費が出るのはわかるんですけど、そのために毎月お金を払うんだったら、お金を貯めといたらいいんじゃないかなって。


先ほども話したように、医療費のMAXは月々10万円なので、お金貯めといたほうがいいかなぁと思うんです。




それから、2人に1人がガンになる。これもよく言われるんですけどね。「ほとんどの人がガンになるんだからがん保険入っといた方が得なんじゃないの?」みたいな。

確かに、2人に1人がガンになるって嘘ではないんですけど、最終的に年齢を重ねたらだいたいの人がガンになるって事なんですよね。

これ、国立がん研究センターが実際出してる資料なので調べてもらったら誰でもすぐ見れるはずなんですけど、

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これが年齢別・性別ごとのがんにかかる確率を表したものなんですけど、確かに、最終的には平均寿命あたりに近づいたときはガンにかかるんですよ。データで見ても。



ただ、その時っていうのはがんだけじゃなくて何かしらの病気になるんで、この、最後の数字だけをとった数字のマジックですよね。2人に1人がガンになるっていうのは。結構巧みなイメージ戦略がなされてるんですけど。これは上手ですよね。

ちゃんと、データを、数字で見て欲しいんですよ。なんとなく不安になる、じゃなくて。若い時のガンっていうのは当然怖いんですけど、さっき言ったように「がん保険に入ってたから」とか「医療保険に入ってたから」って治るわけじゃないんですよね。「医療費が出る」ってだけ。


保険に入ってたら治る、じゃない


先進医療は高いから、とかそういう話をしだすと長くなっちゃうので割愛するんですけど、今わかっといて欲しいのは、保険に入ってたからって治るわけじゃないよってところですね。


あとは、積立型だから安心っていう人もいるんですよね、掛け捨てじゃなくて積立だから将来返ってくるから、医療保険も受けれてお金も返ってくるし安心だっていう人もいるんですけど、それを話すと更に長くなってしまうので生命保険の話をするときに解説しようと思います。



積立型はとても損するので、また、後日。




で、今日解説した中の大事なところは、毎月の無駄な保険にお金をかけるんだったら、ガンになったらどうしようとか病気になったらどうしようとか、そういうことを考えるんじゃなくて、最低限の医療費をさっさと貯めといてくださいということなんですよね。


高額療養費制度があるので。

日本ってのはそういう面でかなり手厚い制度が設けられてるので、そんなに余分にお金っていらないんですよね。
あるに越したことはないんですけど、それのために保険に入るっていうのはちょっと違うかなと。


さっき説明した通り、月額10万円以上は医療費いらないですよね。だから、若いうちにしっかりお金を貯めて、余ったお金で金のニワトリを買う、と。



保険に入るよりも、心身ともに健康に暮らして、病気になりにくくする。病気になってから治す治療費のことを考えるんじゃなくて、そもそも論で病気になりにくい生活をしよう、月に一度美味しいもん食べたりとか、ストレスってのをなるべくちょっとでも取り除いていく。家族サービスするとか趣味の時間を作るとか。ストレスってのが病気に関係するっていうのは、もう前から言われてることなので。


要は、毎月の高い保険代を払うために、人は働いてるんですよね。その貴重な時間を使って残業したり、満員電車で通ったり、そういうことをしてストレスを抱えている。保険代を払うためにストレスを抱えて仕事するっておかしくないですか。順番がめちゃくちゃ。そこを考えて欲しい。やっぱり。


保険いらないっていうたら、「そうじゃない!!」とかいろんな意見をもらうんですけど、感情と数字を分けて考えてください、と。なんとなく不安とか、付き合いで入ってるからとか。感情っていうのと数字っていうのを一旦分けて考えないと、すごく効率が悪いんですよ。


なので、なんとなく不安ってなるよりも、ちゃんと自分にいくら必要なのかとかを知らないとこの不安は取り除けないし、付き合いで入ってるからって言い出したら話がめちゃくちゃになっちゃうので。ほんとにそんな大事な付き合いの人なんだったら、その保険に入ってあげるんじゃなくて毎月一緒にその人とご飯食べに行ってちょっとでもご飯おごってあげる方が喜ばれるんちゃうかなぁって私個人的には思います。


人それぞれだと思うんですけど、お金を貯めたいのであればこんなところで無駄なお金を使ってたらダメだよってことですよね。


ちなみに高額療養費制度を適用させたいと思ったら、各健康保険の窓口に行って「限度額適用認定証」もらえば窓口でも限度額しか払わんで良くなるんでね。
更には、先に度額適用認定証発行しておくと尚良しやね。

保険である以上は一定数は得する人もいます。「入院したけど保険きいてちょっとプラスになったわ〜」って周りでも言ってる人がいると思うんですけど。100人がパチンコに行って、99人負けたけど1人は勝ったのと同じ話。確率論で言うと負ける可能性の方が高いよねという。

しかもそれは今日の時点では勝ったって話。
今後賭け続けていって、負け続けたらどうなる?そしてその可能性の方が高い。

パチンコなら横で負けてる人達見れるけど、保険は見えづらいので。
その辺についてもまた後日解説していきます。





一番簡単かな、軽めのところかなって医療保険について話をしたんですけど、高額療養費制度があるといっても、個室ベッド代や食事代は出ないので、そういう落とし穴、じゃなくてちゃんと学べば分かるところなんですけど、またこれから保険についても詳しく解説していきたいと思ってます。




ってところで、今日は一旦終わりにします^^