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公務員から旅人へ。便利グッズ。たまに備忘録。

突然いなくなった大切な人に対して、出来ることは何ですか。

大阪で住んでいた頃、
後輩達を「回らないお寿司」に
連れて行ってやりたくて見つけたお店。

その後輩たちは
大学時代から可愛がってた後輩で
お互いに社会人になった今も
年に一度集まっているほどの間柄だ。

そして集まるのは、いつもそのお店。
いつしか大好きな場所になっていた。

マスターもいつも可愛がってくれて
褒めてくれて、寄り添ってくれて、

そこに行けば悩み事なんて
すぐ吹っ飛んでしまうような
そんなパワーがその店にはあった。

しかし突然、
マスターと連絡が取れなくなった。

働いていたスタッフも
事情がつかめていないほど突然に。

心配だった、とにかく心配だった。

元気にしてくれてたらそれだけでいいのに、でもなぜか触れられない。

私達が触れていいことなのか、
心配だけど心配だけで人の人生に無責任に踏み込んでいいのだろうか。

その話に触れたとき、私達に何ができるのだろうか。

ほっといてくれと思われるのだろうか。
迷惑だと思われるのだろうか。

可愛がってくれていたマスター。
いま、どこで、なにをしてるんやろ。

誰も手がかりがつかめないまま時間だけが過ぎて行く。

マスターの判断を、
待って待ってとにかく待ち続けていようと思う。

常に、前向きな姿勢で。



思い出がたくさんあるお店。
お金がいくらかかっても良いと思えたお店。
安心感がありすぎたお店。
大好きすぎたお店...。

今日後輩がお店の前を通ってくれたそうで。

お店の看板とかも全部なくなっていたみたいです...。

自分はどうすれば良いのか、
マスターはなにを望んでいるのか、
何か手段はないのか、方法はないのか、
ただ待つしか出来ないのか。。。

あのとき沢山言葉を貰ったことへの
恩返し。元気で生きてくれてることを祈ってる。

そして自分たちにできることを
若さゆえの行動力で、
迷惑と思われてもいいからやりたいって思う気持ちは間違ってんのかな。。。

こんな弱気な姿勢、私らしくないけど、事が繊細でデリケートなぶん、あまり勢いで行くのは良くないよな。。。

私にできることは。。。

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