私が旅に出る理由
国家公務員になるため死に物狂いで試験に臨んだ結果、その覚悟が実り合格。
試験成績トップで入隊し、入隊代表者の申告や優秀隊員となり、徐々に評価され始めた国家公務員としての人生。
でも、
私は、
仕事を辞めて旅に出ます
日本の人口は今までずっと増え続けてきた。とくに明治維新を境に。(よく知らんけど)
でも今はとんでもない勢いで減り、それに伴い少子化が進んでいる。
つまり私たちは人口のピ ークをむかえ 、その後 、急激に減りはじめた斜面を、たった今 下ってる。
過去に この下り坂を経験した日本人はいないし、だから人口が減り続ける社会では 、なにが起こるか誰にも予測できない。
少なくとも 、上の世代がいうところの
「若い頃は 」 「昔は 」 「普通は 」 という常識は一切通用しないだろう。
まったく新しい 、「はじめて」を生きていくことになる。
アメリカの辞書には
夢とは、
強く願い 、努力すれば実現できるもの
と書かれている。(らしい)
でも日本の辞書には
夢とは … …はかないこと 。たよりないこと
と書かれている。
実際 、日本人には 「あきらめた 」んじゃなくて 、 「あきらめさせられた 」人の方が圧倒的に多い。
「いい会社ってどんな会社？」と質問をすると 、周りの人達が分かりやすく教えてくれる。
「安定していて 、楽をして 、お金をもらえる会社だ 」 って。
納得ができない。
勉強すればするほど 、能力が身につくはずなのに、せっかく身につけた能力を 、なるべく使わないようにするために 、勉強するのか。
なんだそれ。
自分がやりたいことを 「やったことがない人 」に相談をすると 、 『できない理由 』を教えられる 。
これは完全に、相談する相手を間違えてる。
「やったことがない人 」の意見は参考にしなくていい 。
誰もが 「自分が経験したこと 」しか分からない。
もしかしたら親ですら良かれと思って 、本人に余計な嘘をついているかもしれない。
やりたいことがあったら 、それを 「やったことがある人 」に相談するのが1番早い。
「仕事を辞めます」と普通の人に相談すれば 、 「なんで？次の就職先は？貯金額は？考え直す気は？ 」と、怒涛の質問ぜめを食らう。
そんな会話に付き合うのは時間の無駄
前向きに退職を決めた人に掛けるべき言葉は「おめでとう」で良い。
本人がどこかに向かおうとする決断は祝福されるべきであってその裏は詮索しなくていいし、されたくない。
いちいち足を引っ張らないで欲しい。
だから、もし同じ目に遭ってる人が私に相談してくれたら、ただ祝福したい。
新しい人生を歩む相手を祝福したい。
「おめでとう」と伝える。ただそれだけのこと。
とにかく自由に過ごす
それが今の私の夢。
ほとんどの人に対しては、適当な嘘をついている。それは、その人が「普通の人」だから。夢を持たない、愚痴ばかり零す「普通の人」だから。
そんな人に対して、自分の夢は話さない。
私の弱い部分かもしれないけれど、「余計な評価をされたくない」「面倒くさい」「詮索されたくない」そんな思いがあるから。
なんぼバカにされようが 、否定されようが 、夢をしゃべり続ける図太さは、私には無いし、そんなことしても時間と体力の無駄に思う。
誰かに従ったり 、頼ったりすることで安穏としたくない。それを失ったとき失望するのはもう嫌だ。
本当に会いたい人になら1時間でも会いに行く。そうでないなら、1秒でも会いたくない。
仲間は、
「責任の向こう側」にしかいないから。
ただ一つの目的に向かって迷うことなく臆することもなく、おそるべき速度で飛んで行く、この行動的な狂気を私は大切にしたい。
行動をケチって、これまでなにかいいことがあったか。
ただ好きなように好きなことをする自分のことが好きな人しか、もう愛さなくていいだろう。
つま先立ちで背伸びをするように、必死で自転車を立ちこぎするように、全力で挑戦する、
世の中どんなことにチャレンジしても、たいていはどうにかなる(知らんけど)
私は仕事を辞めて、旅に出ます。
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